全校朝会 校長講話 「まじめが一番!!」
- 公開日
- 2017/10/23
- 更新日
- 2017/10/23
お知らせ
みなさんもよく知っている明石家さんまさんたちが所属している吉本興業の方から聞いたお話です。吉本興業には、年間に400人ぐらいの人たちがタレントになりたいとやってくるそうです。でも、1年経つと20人ぐらいになり、2年経つと3〜4人ぐらいになっていきます。最後まで、残る人には、共通点があるそうです。
一つ目は、大きな声であいさつのできる人、二つ目は、返事をしっかりできる人、最後に三つ目は、敬語を使える人です。この三つは、社会人としてできて当然のことですが、できない人が多いということが分かると思います。世の中には、いい加減な気持ちで、タレントになりたいと思っている人が多いということです。
あいさつ、返事、敬語を使うのは、当然のことですが、最後まで残る人には、もう一つ共通点があります。
それは、「まじめ」だと言うことです。
現役で大活躍している元漫才師のタレントさんが、漫才で成功するために、日頃からどのような事をしていたか、知っている人は、少ないようです。その人の部屋の壁と言う壁に、紙が貼ってありました。その紙をよく見るとグラフがたくさん書いてありました。また、机の上には字を書いた紙が山のように積まれていました。売れっ子の先輩の漫才を聞き、どこでどのタイミングで何を話したのか、その話をした瞬間にお客さんが笑ったかどうかをグラフにしてよく分かるようにしていました。
明石家さんまさんも自分の番組はすべて録画しておいて、後から見るそうです。お客さんがどのタイミングで笑っているかを研究するためだそうです。うまくいってないところは、次の番組の時には、必ず修正するそうです。
要するに成功している人は、みんな「まじめ」なのです。これは、芸能界に限ったことではないと思っています。九条南小学校の先生方にも言えることです。みなさんに教えるために、毎日教える時間の5倍も10倍も勉強して、少しでもみんなに分かりやすく教える努力を重ねています。
世の中は、「やまびこ」のようなものです。いい加減なことをしているといい加減なものしか返ってきません。まじめに生活することが、どれだけ大切かは、これから、10年、20年後のみなさんの姿に現れてくるものです。