学校保健協議会の講演内容から
- 公開日
- 2020/12/05
- 更新日
- 2020/12/05
★保健室★
・11月25日(水)の感染症対策に関する講演内容から参考情報をお伝えします。
・12月3日(木)に公表された、文部科学省「学校における新型コロナウィルス感染症に関する衛生マニュアル」によりますと、小学生の感染経路の73%が「家庭内感染」、「学校内感染」は6%です。地域と家庭、学校の安全・安心を守るため、引き続き、力をあわせて感染症対策に取り組みましょう。
※写真は、こども新聞のワークシート通信「感染止める!?妖怪アマビエ」の裏面に1年生が描いた“アマビエ”です。
学校長
〔過去のHP記事〕
【地域・PTA】西区学校保健協議会大会
〔講演内容より〕
〇主な症状経過の特徴
・長引く「かぜ症状」(発熱、せき等)
・味覚嗅覚障害はひとつの特徴
〇世界的に今シーズンは例年と比べインフルエンザの患者数が少ない
〇感染経路(新型コロナウイルス・インフルエンザ等)
・せき・くしゃみ(飛沫感染)
・手(接触感染)
〇感染予防:マスク、手洗い、換気、温度・湿度の調整
〇「ユニバーサルマスク」「思いやりのマスク」
・発症前が周囲の人にもっとも感染させる可能性が高い
・感染しても無症状で治る人が相当数存在する
→お互いが感染させるかもしれない立場にあることを
前提として、周囲にまき散らすかもしれないウイルス量を
減らすためにマスクを着用する考え方
〇マスク着用時のコツ(すきまや漏れをなくす)
・鼻に合わせてワイヤーを曲げる
・しっかり頬に密着させる
・ブリーツを伸ばし、あごの下までを覆う
〇手洗い
・30秒かけてしっかりと!!
・手洗いの後はしっかりと乾かす
・ノロウイルス等、ウイルス、細菌の中にはアルコール効果が
低いものもある。アルコール消毒だけではなく、手洗いを
行うことが大切
〇加湿器のメンテナンス
・水は毎日交換し、タンクの内側も洗浄する等の管理が必要
〇容器(シャンプー等)の詰め替え
・湿気のある環境では、緑膿菌などの細菌が増殖しやすい
・容器を完全に乾燥させて詰め替えることが必要(ポンプ部分等、注意)
・つぎ足しは禁止