令和二年度卒業式(学校長式辞)
- 公開日
- 2021/03/19
- 更新日
- 2021/03/19
★学校長★
学校長式辞(要旨)
・みなさんの学年全体の印象は一人ひとりの個性が輝いており、お互いの良さを認め合い、思いやることができる学年であると思います。そして、全員が一致団結すると、とても大きな力を発揮してきました。4年生の時の「秋のみのり発表会」の演奏、「クラッピングファンタジー」は本当に素晴らしいものでした。その後、学年全員での合奏は5年生の時の「マリーゴールド」、今年の「秋のみのり発表会」での「木星(ジュピター)」と「情熱大陸」、そして先日、完成した「炎(ほむら)」へと発展していきました。運動会の団体演技でも一年毎に全員の息があった大きな演技を披露してくれました。
また、今年度、校内で初めて取り組んだ「ふわふわ発見週間」において、皆さんの「ふわふわ発見カード」を見ますと、「みんな、すごくやさしくて、一週間の事を思い返してとてもいい気持ちになりました」、「性格がいい人が多いなと思いました」など、一人ひとりが同級生を優しい気持ちで思いやることができていることがよくわかります。これからも友達を大切にしてほしいと思います。
昨年の10月にシドニーオリンピックの女子テコンドーの銅メダリストをお呼びして、夢授業を行った時のことを覚えていますか。授業後のアンケートには「学んだこと・勉強になったこと」として、私がみなさんに伝えたかったことをたくさん書いてくれました。例えば「I can dо it.」、「夢を見つけてがんばれば、いつか叶うこと。夢をかなえるためにがんばっていれば、本当の意味で楽しめること」、「夢を持っていると苦しい時も乗りこえられる。夢や目標を決めて、色々なことに挑戦したい」、「失敗は恥ずかしいことではない。失敗があるからがんばろうという力がわいてくる」など。夢や目標を持ち、失敗を恐れずに何事にもチャレンジすることはとても大切な事です。次の中学校生活においても決してわすれないでください。
あなたたちは、今日で卒業です。中学校に行き、そして社会に出ても、九条東小学校第百四十六期生の「絆」が消えることはありません。どうか、明日からは、自分で自分を励まし、自分の未来を信じて、失敗を恐れず、進んでほしいと願います。そして、あなたたちが、自分の可能性を、これから大いに伸ばしていってくれることを願っています。
それでは、卒業生の皆さん、中学校に進んでも、友達を大切にし、勉強に、運動に励んでください。皆さんの今後の大いなる躍進を期待して、式辞といたします。