読書感想文の課題図書
- 公開日
- 2018/08/23
- 更新日
- 2018/08/23
お知らせ
低学年、中学年、高学年向けの課題図書を一冊づつ、読んでみました。低学年用は「がっこうだって どきどきしてる」、中学年用は「すごいね! みんなの通学路」、高学年用は「クニマスは生きていた!」です。それぞれの本の内容は子どもたちに配布している「夏休みのくらし」(四年生は「夏休みの課題」)の中の「としょだより 夏休み号」の裏面に詳しく紹介しています。
○「がっこうだって どきどきしてる」
新築された学校の建物が主人公です。米国の学校がモデルですので、少し感じが違うものの、明るい配色の絵で学校や子どもたちの心情がいきいきと表現されており、読後、とても暖かい気持ちになりました。
○「すごいね! みんなの通学路」
色々な国の子どもたちの通学路の写真集です。川を歩いて渡ったり、断崖絶壁の細い山道や高い崖を木の階段で上っている子どもたちの姿などが写っています。どんなに道のりが困難でも子どもたちは学校に通います。学校にはそれだけ大切なものがある(なければならない)ということがとても心に響きました。
○「クニマスは生きていた!」
私たちが本当に目指すべきなのは「クニマスに田沢湖を返すこと」。この一文が心に深く刻まれました。奇跡の魚・クニマスを通して、環境問題や私の前職(総合シンクタンク)の会社が注力していた「生物多様性」のテーマについても深く考えさせられました。
2学期が始まりますと学校図書館での本の貸出を再開します。今日も図書支援員の岡田さんが色々な分野のおすすめの本の準備をしてくれました(いきいき教室で読み聞かせも行っていただきました)。課題図書以外でも全くかまいません。子どもたちが読んでいる本を読んでいただき、一緒にその本の話をしてもらいたいと思います。
学校長