5・6年 被爆体験伝承者講話
- 公開日
- 2024/09/05
- 更新日
- 2024/09/05
学校日記
公益財団法人 広島平和文化センターから被爆体験伝承者の細光規江さんにお越しいただき、お話いただきました。
被爆体験伝承者とは、12歳で被爆された方(今回は笠岡貞江さん)の体験を聞いて、それを伝える方のことです。
笠岡さんがみなさんに伝えたい事は、「争いごと(戦争、けんかなど)で悲しむのは、いつも立場の弱い側の人(子ども、お年寄り、女の人など)です。今あなたたちは子どもですが、大人になると力をつけます。その力の強い立場になったときに、このことを思い出して、弱い立場側の心に寄り添える人になってほしい。」ということでした。
戦争は、人間が人間でなくなってしまいます。人間らしい心が持てるように平和でなければいけません。そして、その平和を作る責任はみなさん一人一人にあります。世界中の誰もが、こんなつらい・ひどい・思いにならないために、みなさんが行動を起こさないといけません。自分が何をできるかを考えてください。自分の身の回りに小さな平和をたくさん作って、広げて、つなげて、地球の裏側まで届けてみてください。
という細光さんからのメッセージでした。細光さんどうもありがとうございました。
PS.細光さんは、本校に2年前も4年前もお招きしています。現在高校2年生以下の卒業生全員、この講話を聞いています。お兄さんお姉さん、覚えていますか?