学校日記

日曜参観!3h 〜4年生美術館〜

公開日
2018/11/21
更新日
2018/11/21

お知らせ

11月18日(日)

 3時間目は講堂で『4年生美術館』を開きました。
 講堂に並べてある色とりどりの作品。個性の詰まった作品。

 その『個性』を伝える場を【4年生美術館】として設定ました。

 講堂に入ってすぐに目につく気球。
 その作品一つ一つにドラマがあります。

 「つぶれてしまった。悔しかったけど2つめを作った」
 「できあがったら、間があいていてすかすかだった。もう一度作ろうと思ったら友達が手伝ってくれた。」
 「助けた友だちに助けられてもう一つ作った。」
 「後片付けをしに来てくれた」

 本当にそれぞれです。
 オルファカッターを折るのが怖かった人。
 でも、それを助けてくれた人。
 本物と同じように描くために友だちの作品をよ〜く見た人。
 何度もグラデーションをしていくうちに技術を身につけた人。
 その技術を「教えてほしい」とお願いし、伝えてもらった人。

 そんなドラマを自分の言葉で伝える場にしようと考えた美術館。

 始める時には保護者の方から
「恥ずかしがってなかなか言われへんかもしれないなぁ」
 といっておられた方もいました。
 確かに、最初は緊張していました。
 でも、何人かがその緊張を乗り越え、自分の作品を説明し、サインをもらい始めたり、おうちの方が「どんなことを工夫したん?どんなことがんばったん?」と聞いてくださったり。
 そうしているうちに講堂の空気が暖かく感じてきました。

 作品を1学期から作っている中で『つながり』を感じました。
 『図工には失敗はない。失敗は生かせば成功につながる』と前向きに取り組んできました。
 その『つながりと』『前向きな気持ち』がここにつながってきました。

 時間がたつのがあっという間でした。
 『自分の考え』を伝えるって勇気がいります。
 でも、『自分の考え』を伝えると気持ちがいいです。
 しかも、その『自分の考え』を受け取ってくれたら嬉しいです。

 『自分の考えを表現する』ということは成長につながると終わった後の4年生のみんなの笑顔から学びました。