折り鶴の『意味』を学びあおう! 〜5・4年生総合〜
- 公開日
- 2019/01/10
- 更新日
- 2019/01/10
お知らせ
1月9日(水)
南恩では毎年、十六地蔵記念集会に向けて折り鶴を折ります。
高学年は一人9羽。
どうしてもノルマに目が行きがちになってしまいます。
でも、大切なのは「なぜ折るのか」ということだと考え、4・5年生、来年のリーダーとサブリーダーが交流学習をすることにしました。
『平和を願う折り鶴』の世界的なルーツの一つ。
【ヒロシマ】のことを学ぶことにしました。
広島の平和記念公園にある「原爆の子の像」
原爆が原因で白血病を発症した貞子さんの話から学びました。
色紙が高価で、包装紙を5cm角に切って折り鶴を折っていたこと。
包装紙だけでなく、薬を包んでいたセロファンも使って折り鶴を折っていたこと。
自分たちと年の近い貞子さんが亡くなってしまうことになってしまったのは戦争があったから。
改めて、戦争の怖さを知りました。
「平和とは○○なこと」
グループで話し合いました。
『笑顔で過ごせること』
『のんびり、普通の生活ができること』
『友だちと遊べること』
『いじめがないこと』
『いやなことをされないこと』
あたりまえのことが平和なことだと気づきました。
折り鶴は『折れば世界が平和になる』わけではありません。
『折っているときに平和について考え、隣にいてくれる人を大切にする気持ちが平和につながっていく』
ということを学びました。
明日から折り鶴づくり。
4年生・5年生でグループになって学んだことを生かして、一羽一羽大切に想いを込めて折っていきます。