【全校朝会】12月7日 シチズンシップ
- 公開日
- 2015/12/07
- 更新日
- 2015/12/07
全校
おはようございます。
少しだけ難しいお話をします。4年生、5年生、6年生は理解できると思います。
1年生、2年生、3年生は、教室で担任の先生から校長先生がおはなししたことを説明してもらって下さい。
シチズンシップ…という言葉があります。英語です。
市民的行動、共同社会性というような意味です。
何人かでできている、または作ったグループを共同体といいます。
例えば、クラス。30人から40人の子どもたちで一つのグループが出来ています。
例えば、学校。これも大きな一つのグループでできています。
これが共同体です。
この共同体が、楽しいところになるのか。居心地の良いところになるのか。
これを決めるのはだれでしょうか。
・・・・それは、君たちひとりひとりです。
(こちらを見ないで、おとなりとおしゃべりしている子、手悪さをしてこちらを見ていない子がいました。その子の周りの空気は少しだけ落ち着きがありません。このままでは伝染してしまいます。話すのを止めました。)
今、こちらを見ていない子、おはなしを聞けていない子がいますね。
(おしゃべり、手悪さがパッとなくなりました。450名の子どもたちが静けさを作っています。)
はい、よく気づきましたね。
君たちは、友だちとのおしゃべりや隣の子にちょっかいを出したりすることは、
たいしたことではないと思っているかもしれませんが、
実は、この何人かの子がクラスや学校全体の雰囲気を作っています。
授業の時、前に立っておはなしをしている先生がクラスを作っているのではありません。
今、おはなしをしている校長先生が学校を作っているのではありません。
君たち一人ひとりが、作っています。
自分のいる(所属)グループで、グループのために自分の役割を果たすこと。
他の人ではなく、自分自身がグループを作っているんだという意識。
これが、シチズンシップです。
このことを考えながら、一週間過ごしてみてください。
君たちなら理解できると信じています。
これでお話を終わります。
(礼)