学校日記

今日の一言 1月26日 宮川彬良さんと1日目 その3

公開日
2016/01/26
更新日
2016/01/26

校長雑感 一隅を照らす

七つの子
作詞 野口雨情
作曲 本居長世

烏 なぜ啼くの
烏は 山に
可愛い 七つの
子があるからよ

可愛い 可愛いと
烏は 啼くの
可愛い 可愛いと
啼くんだよ

山の古巣へ
いって見て 御覧
丸い眼をした
いい子だよ

・  ・ ・ ・ ・

作詞の野口雨情の娘は、生まれて一週間で亡くなっています。
「シャボン玉」が、この娘さんを失ったことをうたっているという説が有力であることはご存じのとおりです。本当かどうかは謎だそうです。

「七つの子」の「七つ」も謎だそうです。

雨情自身は七歳のときに母親と別れているそうです。

宮川さんは「七歳の子」の説を採っています。

* * *

烏の鳴き声。
かぁー、かぁー・・・・

雨情には、可愛い可愛い・・と聞こえたのではないでしょうか。

自分の子どもが可愛くてしょうがない。
いとおしい。

遠くの空、山の方へ向かって飛んでいく烏。
今帰るからね・・・・

烏の頭の中にも
雨情の頭の中にも
「丸い眼をしたいい子」が巣(おうち)で待っている・・・・

* * *

中央の列の人は、普通に歌って下さい。
左と右の列の人は、「可愛い、可愛い」というところを
烏になったつもりで「かああーー、かああーー」と歌ってみましょう!!

なんとも言えない「七つの子」が会場に響き渡りました。

写真:舞台裏。ホールの大道具の方が作ったものです。
  

(つづく)