学校日記

【校内研修】7月29日

公開日
2016/08/01
更新日
2016/08/01

全校

教職員のための校内研修「発達障がい基礎講座」を14時から17時まで実施しました。

 ○合理的配慮
 ○発達障がいの理解
 ○ソーシャルスキルについて

以上の点について、研修を受けました。

講師は、教育委員会指導部インクルーシブ推進担当の先生でした。
桃陽の先生方も、特別支援教育ひとすじに取り組まれた先生のお話しに感銘を受け、
明日への取り組みにもますます力が入ることと思います。

・・・

【子ども一人一人の状況に合わせた、誰もが納得できる合理的な配慮】

研修の主要テーマのひとつでした。

発達障がいの研修ではありますが、
これは、教育の本質的な態度・あり方を示した文だと思います。

すべての子どもが成長するためには、同じ支援ではなく、個に応じた支援が必要です。
なぜなら、すべての子どもの【成長の意味】がそれぞれ異なるからです。

例えば二人の子どもが、
社会的には正しくないとされることを
同様に行ったとしても
それへの対処は、同じではありえないということです。

もしくは、同じ課題を抱えている子どもがいても
その解決方法は、同じではないということです。

当たり前のようですが、そうでもありません。
「なんであいつはおこられんで、おればっかりおこられるねん?」
「あいつだってやったんやから、おれだってやるで!」
「なんであいつばっかりしてもらえて、おれにはしてくれへんの?」

学校の中で、よく聞かれる言葉です。
子どもだけではなく、大人も使っていることがあるかもしれません?

「平等」と「公平」は違う・・・特別支援教育では当たり前の考え方だそうです。

写真(下):左は「平等」 右は「公平」
      支援として、どちらがふさわしいでしょうか?
                       (文責:校長)