【学校行事の研究】大阪市教育委員会「がんばる先生支援」グループB研究2
- 公開日
- 2023/11/29
- 更新日
- 2023/12/02
生魂っ子
「礼」に始まり「礼」に終わる
中田弘美先生をはじめ、4名の能楽師の皆さまにご指導をいただきました。その一人に一葉先生もいらっしゃいました。一葉先生は、私(校長)が17年前に生魂小学校に勤めていたころ、まだ小学4年生でした。今では立派な能楽師になられて国内外問わずご多用な日々を送られています。
児童は、自分たちの先輩の姿を誇らしく、また親しみを込めて学んでいました。
ワークショップの前半は、能楽の歴史、お囃子の楽器、舞台(能楽堂)能面についてなど、たくさんのことを教えていただきました。また、全員で「高砂」の謡体験や本校の校歌の謡も学びました。
ワークショップの後半は、3つのグループに分かれて学びました。能面を着けての能の歩き方についても学びました。歩くときは、すり足で歩くのですが、なかなか難しく、教えてもらってもうまく歩けません。視界もとても狭いことがわかりました。
他にも小鼓(こつづみ)や太鼓に分かれて練習しました。児童は、自分の音と比べて、どうすればあのような澄み切ったさわやかな音が鳴るのか、とても不思議に感じているようでした。