学校日記

4月18日 瀬戸内国際芸術祭2025

公開日
2025/04/20
更新日
2025/04/20

学校行事

4月18日(金)から、3年ごとに行われる瀬戸内国際芸術祭が始まりました。
投稿者は、香川県にある大島に行く予定です。ふだんは立ち寄ることができない島ですが、この芸術祭の期間中は、来訪することができます。

大島には、悲しい歴史が詰まっています。島の大部分は、国立ハンセン病療養施設 大島青松園(せいしょうえん)です。

ハンセン病(らい病)は、感染力が極めて弱い病気です。完治する薬も、すでにあります。しかし、国の間違った強制隔離政策により、感染者や家族は長年差別と偏見を受けてきました。
悪名高い「らい予防法」が1996年に廃止されるまでの約90年間、国は感染者をむりやり隔離するという大変な誤りを続けました。

島に連れてこられた人々は、名前をうばわれ、子どもをつくることを許されず、最後まで島を出ることができませんでした。最大800人いた入所者は、今では40名。平均年齢は、80歳を超えています。
病気は、薬で治ります。しかし、傷ついた心の傷と失われた年月は、戻りません。

投稿者は、大島を訪れるたび、悲しい差別の現実を心に刻みつけます。そして、今自分にできることを誠実に続けようと誓います。

私たちが、ハンセン病やHIV/エイズに対して行った過ちを二度と繰り返しませんように。あらゆる感染症や病気とともにいる方々に対して、優しい社会でありますように。さまざまな違いをあたりまえに受け止める、多様性に寛容な社会でありますよに。
私たち塩草立葉小学校が、人に優しい共生社会の小さなモデルでありますように。

上:大島の北部
下:火葬場にあるモニュメント 風の舞