学校日記

5年生 研究授業・体育(2) 「運動の楽しさを味わえる授業づくり」

公開日
2020/11/10
更新日
2020/11/10

5年生

 研究討議会には、前回に続けて大阪青山大学の柴山浩一先生にお越しいただきました。
 授業者による研究授業のふりかえりに続けて、グループに分かれて討議をしました。児童が自分の課題にあった練習の場を選べることや、準備体操でのストレッチの取り入れ方等、感想や意見とともにいろいろなアイデアも出されました。
 柴山浩一先生の指導助言では、今回の跳び箱運動がもつ運動の特性について整理し、場づくりの重要性について教えていただきました。技能が伴っていない児童にとって難易度の高い場は、不安が大きく克服しようという意欲を持てなくなります。また、技能が充分にある児童にとって難易度の低い場は、もの足りなく感じられ挑戦しようという意欲が持てません。「指導する者は、もう少し頑張ればできそうな場を設定してあげることが必要です。」と、場づくりの大切さを教えていただきました。
 また討議会の最後には、「受動的に与えられた課題を訓練するトレーニングではなく、主体的に課題を見つけて学び取るラーニングをすることが、運動の楽しさを味わえる体育の授業になります。」と、今後の研究につながるアドバイスを柴山先生からいただきました。