6年生 理科「ものが燃えるしくみ」(1)
- 公開日
- 2021/04/15
- 更新日
- 2021/04/15
6年生
4月15日(木)
キャンプなどで薪を組んで燃やすとき、すき間なく平積みするのと、すき間を空けて格子状に重ねるのでは、どちらがよく燃えるでしょう。6年生の子ども達はこれまでの生活経験から、「格子状の組んだ方がよく燃える!」と答えます。では、実際に確かめてみましょう。
理科の授業では薪を使うわけにはいきませんから、空きカンに割り箸を入れて燃やします。1つ目のカンは上を大きく開けただけ、2つ目のカンは上が開いているのに加えて側面に小さな穴がいくつも開いています。
火をつけてみると、上が開いているだけのカンは火がついても、割り箸がなかなか燃えません。しかし、側面に小さな穴が開いてるカンの方はすぐに割り箸に火がついて、大きな火が見えました。
理科室に戻ってバットの上に空きカンの中身を出すと、上が開いているカンは割り箸が残っていましたが、側面に穴が開いているカンは割り箸はすっかり燃えて灰になっていました。二つの空き缶に残った割り箸の様子がまったく違っていて、子ども達はたいへん驚いていました。