4年生 道徳科研究授業「みんなが気持ちよく過ごすためには」(4)
- 公開日
- 2023/06/29
- 更新日
- 2023/06/29
4年生
研究討議会には前回に引き続き、大阪市教育センターで指導主事をされている東 恭平先生と、スクールアドバイザーをされている吉田 典子先生お招きし、研究授業の講評と本校の研究に対するご助言をいただきました。
東先生からは、「ルールやきまりなどのように明文化はされていないけれども、周りの人のことを考えてとる行動のことを『公徳』と言います。」と、まさしく今回の教材の柱となる考え方についてご指導いただきました。また、教材の理解を深める発問として、「よし子と並んでいる人達の同じところはでこでしょう?」や「よし子と並んでいる人達の違いはなんでしょう?」など、児童が着目しやすい点を整理して問いかけるアイデアを教えていただきました。
また吉田先生からは、「公徳心はルールではなくマナーに近いです。よし子の行動には人間の弱さが表れていますね。どうしたらマナーに気づくことができるのでしょうか。周りの人の様子を感じ取れる気遣いを育てたいですね。」とご指導いただきました。また、「UD(ユニバーサルデザイン)の考え方を取り入れた授業づくりは、児童ひとりひとりへの細やかな配慮が、誰も取り残さない授業につながります。」と、今日の授業で見られた良かった点として褒めていただきました。