平和学習(1年) (7月17日)
- 公開日
- 2019/07/17
- 更新日
- 2019/07/17
お知らせ
1学期末の平和学習が各学年で始まりました。
1年生は天王寺動物園の方にお越しいただき、第二次世界大戦中、天王寺動物園であった実際のお話を、映像を交えながらお話をしていただきました。
天王寺動物園でも、戦争が激しさを増してくると、飼育していた猛獣26匹の殺処分が始まりました。
当時、猛獣の飼育係をしていた人の話が紹介され、
「戦争がはげしくなった昭和18年、軍の命令でライオン、トラ、ゾウ…、次々と殺しました。ヒョウが一番かわいそうでした。とても賢いやつでね。毒を3回やったんですけど、3回ともはき出してしまったので、「首つりさせろ」と言われまして…。私がロープをかけて、さっと出る、外で引っ張ってもらったんですが、あわれなもんでした。戦争さえなかったら…、戦争はいやだとつくづく思いました。」
手塩にかけて育ててきた動物たちを自らの手で殺すことを強いられた飼育係の人たちの心に思いをはせ、子どもたちには戦争の悲惨さ、平和の大切さを学んでほしいと思います。