食育だより ぞう煮
- 公開日
- 2020/01/08
- 更新日
- 2020/01/08
給食室より
今日は、給食で雑煮がでました。給食の雑煮は、合わせみそですが白みその割合を多くした関西風です。白玉もちやなにわの伝統野菜の金時にんじんも使用しています。
雑煮は、大晦日から「年神」に供えておいた餅や供え物を一緒に煮たものです。神に供えたものを共に食べると(神人共食)、神から力を授かり元気がでると考えていたのです。
今も私たちは「ご飯を盛る」「ご飯をよそう」といいますが、「力を授けてくれる神のいる山を茶碗の中に盛る。神のいる山をきれいに装う。」という意味です。
お雑煮は家や地方によって餅の形、汁の仕立て方や具材などが異なります。
東日本は角餅ですまし汁仕立て、西日本は丸餅で近畿を中心に白味噌仕立てが多くみられます。