リトマス紙による水溶液の仲間分け 実験ノート
- 公開日
- 2020/09/30
- 更新日
- 2020/09/30
お知らせ
実験ノート2回目は、1回目よりも上手になっていました。今回は、結果や考察ではなく、まとめの記述にいろいろな個性が出ました。良いノートを写真で紹介します。
そして、さらに上手になってもらうためのポイントを2つ伝えます。
「変化の様子をしっかりと観察して、言葉で表すこと」
リトマス紙の色の変化については、ほとんどの子は「赤になった」「青になった」とだけ書かれていました。でも塩酸と炭酸水では、同じ「赤くなる」でも、色の鮮やかさや変化の速さが違ったと思います。まずは、それに気づくことができるか(観察力)。
そして「塩酸の方がぱっと赤くなった」や「炭酸水の方は、ゆっくり色が変わった。色は薄くてわかりにくかった」など、変化の様子を言葉にできるか(表現力)です。
「感想は、具体的に書こう」
感想のところでもっとも多い記述は、「この実験をして、もっといろいろなことを詳しく調べたいと思いました。」や「今日の実験はとても楽しかったです。また、やりたいです。」という書き方です。これでは、どんなところが楽しかったのか、何について興味を持ち、何を調べたいと思ったのかわかりません。国語の作文と同じで、具体的に思ったことを書くようにするともっといいノートになりますよ。次のノートも楽しみにしています。
【文責:阪口】