2〜6年授業 「これって虐待?」
- 公開日
- 2021/02/19
- 更新日
- 2021/02/19
できごと
授業を受けた子どもが、虐待の被害を受けた時に担任や関係諸機関に自らSOSを出せるようになることをねらいとしています。教育委員会が作成したDVDを使用し、今年度から大阪市の全小・中学校で同じ内容の学習が実施されています。
「親父のゲンコツ」とか「愛のムチ」とか、日本では「しつけのために子どもを叩くことはやむを得ない」という考えがまだ根強く存在します。保護者が自身の生育歴の中で殴られて育ったことを肯定的にとらえていたり、「親があの時殴ってくれたから今の自分があるんだ。」ということが美談として語られたりもします。しかし、そうした暴力も許されないものであることが法定化され(児童福祉法等の改正法 令和2年4月1日施行)、保護者が「痛み」や「苦しみ」を利用して子どもの言動をコントロールするのではなく、暴言・暴力等によらない子育てへの取り組みが推進されています。
同時に、子育て中の保護者に対する様々な支援の窓口が設置されています。学校もその一つです。子育て中の様々な不安やお悩み等ございましたら、一人で抱え込まないようにしてください。どんなことでもかまいませんので、学校や区役所等へいつでもご相談ください。
【文責:阪口】