学校日記

4年4組算数 学び合いの授業(3月2日実施)

公開日
2021/03/03
更新日
2021/03/03

4年生

課題は、「直方体の辺ABに平行な辺と垂直な辺を全て見つける」です。本校の算数主任でもある岩田先生は、今日の学習の課題を伝え、グループの様子を見て回ります。課題解決の方法は説明しません。

「平行って、辺と辺が一生重なれへんってことやん」、鉛筆二本を直角に持ちながら「垂直は、こういうやつやんな」などと、垂直と平行を確認し合ってから始めるグループ

さっそく前時に厚紙で作った直方体を出してきて、三角定規を当てているグループ

教科書の見取り図に鉛筆で線を書きながら話し合っているグループ

課題をどうやって解決するかは、自分たちで決めていきます。子どもたちは、友だちと対話しながらこれまでの学習を確かめたり、深めたりしていました。

こういう授業を見ていると、やはり先生は教え過ぎてはいけないなと思います。1から10まで懇切丁寧に解説するのは一見親切に見えますが、子どもは聞くだけになり、指示待ちになり、やがて思考停止します。

個々の思考の軌跡が残ったノートを先生に見せて、アドバイスをもらった子どもたち。「友だちにやり方を教えてあげられてうれしかった。」とか「友だちと話したら自分の答えといっしょやったし、自信がなかったところもノートに書けた。」などの感想がありました。

【文責:阪口】