いじめについて考える日
- 公開日
- 2023/05/08
- 更新日
- 2023/05/08
お知らせ
本日、5月8日(月)は「いじめについて考える日」です。
朝礼の時間には、全校児童が講堂に集まって、ゴールデンウィーク中の地震や大雨の災害の話や、本日からの新型コロナウイルス感染症の新しい考え方などについての話の後、いつもより少し時間を多くとって、いじめについて話しました。
まずは、どんなことがいじめになるのか、子どもたちといっしょに具体的に例を挙げながら考えました。
その後、「自分がされてイヤなことは、お友達にもしてはいけません」ほとんどの人が何度もそう言われてきたのではないかと思います。これはとても大切なことですから、これからもしっかり守ってもらいたいと思います。ただ、もう一つ知っておいてもらいたいことは、「自分がされて平気なことでも、他の人にとってはそうではないこともある」ということだと話しました。
大事なことは、「自分がその人だったらどうだろう」と考えることであり、それが自分のものさしではかるということです。けれども、そこで終わりにせずに、「いやいや、相手は自分とちがうものさしを持っているかもしれないぞ」と考えて、もう一度、自分が友達にしていることを見直してみてほしいと伝えました。
人にはそれぞれ違いがあります。それは当たり前のことです。自分と他の人が違うということを知って、認めて、大切にし合っていきたいです。「自分を大切にしたいなら、同じくらい他の人を大切にすること」を忘れないでほしいと思います。
そして、最後に、「いじめは許されないことだとみんながわかっているはずなのに、どうしていじめはなくならないのか」と子どもたちに問いかけました。1,2年生には少し難しいかもしれませんが、それぞれの学年の実態に応じて、「なぜ、いじめがなくならないのか」を先生や友達と話し合う日にしてほしいと思います。