10月26日 児童朝会
- 公開日
- 2026/10/26
- 更新日
- 2026/10/26
できごと
今日の児童朝会のお話を紹介します。
「心の中の小さなおおかみ」と向き合う
人間には誰にでも、時に「意悪(いじわる)をしたいな」「誰かを排除したいな」と思ってしまう心が芽生えることがあります。先生にも、校長先生にだって、子どもの頃にそういう弱い心がありました。
なぜ、そんな気持ちが生まれてしまうのでしょうか?
大きな理由は、主に 3つの「心のSOS」 にあります。
1. 「自分の心がイライラ・モヤモヤしているから」
自分の思い通りにいかないとき、勉強や運動がうまくいかないとき、家や学校で嫌なことがあったとき。心の中がいっぱいになると、人はそのストレスを「自分より言い返してこない人」や「おとなしい人」にぶつけて、すっきりしようとしてしまうことがあります。
でも、人に嫌なことをしても、自分のモヤモヤは本当の意味では消えませんよね。
2. 「みんなと『ちがう』ことがこわいから」
人間は、「自分たちとちがう考え」や「ちがう行動」をする人を見ると、どこか不安になったり、警戒したりする生き物です。
「あの子だけ違う」「変だ」と感じたときに、その違いを認め合うのではなく、「あいつを追い出せば、自分たちの安心が守られる」と勘違いしてしまうのです。
3. 「みんなでやれば、こわくないと思ってしまうから」
最初は1人の小さな意地悪だったとしても、「みんなが笑っているから」「周りもやっているから」となると、自分の責任が軽くなった気がしてしまいます。自分が悪者になりたくないから、一緒になって仲間はずれにしてしまう――これが一番広がりやすい怖さです。
みなさんへのメッセージ
この3つの気持ちは、まさに心がSOSを出している状態です。
心の中に、小さなおおかみが表れて状態なのかもしれません。
このおおかみ正体は何なのでしょうか。
いじめをしたくなる気持ちの正体は、「自分の中にある不安や、弱さ」 です。
誰の心の中にも、小さな「意地悪なおおかみ」が住んでいます。
大切なのは、そのおおかみが顔を出したときに、
「あ、今自分はイライラしているな」
「自分とちがう人を怖がっているだけじゃないかな」 と、自分の心に気づいてあげることです。
もし自分の心がモヤモヤして誰かにぶつけそうになったら、どうか先生や友達、お家の人に「今、心がしんどいんだ」と教えてください。
自分の弱さを認められる人は、本当の意味で強い人です。
今日から、自分の中の「心のおおかみ」に負けない、強い心とやさしい心をみんなで育てていきましょう。