６月17日の全校朝会のお話

　おはようございます。
　昨日、吹田市で、お巡りさんが襲われ、拳銃が奪われるという事件が起こりました。犯人が捕まらなければ、今日は学校がお休みになるところでしたが、7時前に捕まったので、学校はいつもの通り授業ができることになりました。大阪の警察はすごいですね。
　いつもの通りというのは、当たり前のようですが、とても大切なことだと思いました。
　土曜日には防災訓練をしましたが、今回のような事件も含めていろいろなことが起こります。そんなときに何をしなければならないか、何ができるか、考えることは大切だと思います。また一度考えてみてください。

　さて、毎年なら、そろそろ梅雨の季節ですが、今年は今のところ気象庁は、大阪は梅雨入りしたとは言っていません。でも、最近雨が多くなってきているので、そろそろ梅雨に入ることと思います。
　梅雨の時期には体調を崩す人もいるし、次第に暑くなってきているので、食べ物が腐りやすくなることも気をつけなければなりません。
　風邪を引いたり、食べ物が腐ったりするのは目に見えない大きさのいろいろな菌の働きによるものです。よく、ばい菌とか言いますが、今日は、まとめて菌といいます。
　さて、日常生活で、キレイとか汚いとか言うとき、目に見えない菌がたくさんいるかいないかが基準となることがあります。石けんで手を洗うのも、うがいをするのも、菌が体の中に入ってこないようにするためです。

　ところで、身の回りにたくさんいる菌は、全部がぜんぶ悪いことをするわけではないです。悪いことをする菌もいれば、体にいいことをしてくれる菌もいます。また、周りの様子によって、いいもんになったり悪もんになったりするいい加減な菌もいます。
　菌の一部は私たちの生活にも利用されています。お酒や醤油、味噌、納豆、チーズ、鰹節などは菌の力を使ってよりおいしくなったものです。昔の人は、菌を見たことはないけど、うまく使うことを知っていたのです。すごいですね。
　梅雨のジメジメした季節は、様々な菌が元気になるときです。悪い菌に負けないように、清潔にすることを心がけて、今週も元気に過ごしましょう。

　最後になりましたが、14日の金曜日に教育実習を終えた秋月先生が皆さんにごあいさつしたいと言うことで、朝から来てくださいました。秋月先生、よろしくお願いします。