学力の現状について
- 公開日
- 2013/12/25
- 更新日
- 2014/03/19
全国学力・学習状況調査
学力の現状について(6年)
〜「平成25年度 全国学力・学習状況調査」の国語・算数の結果の概要〜
大阪市教育委員会は、平成25年度「全国学力・学習状況調査」等における学校別の調査結果の取り扱いについて、校長が、平均正答率・平均値を含む調査結果及び調査結果から明らかになった現状等を公表するものとしました。ただし、調査参加学年が単学級の学校の校長は、調査結果及び調査結果から明らかになった現状等を公表しないことができるものとしています。
また、文部科学省の実施要領には、「本調査の結果については、児童が身に付けるべき力の特定の一部分であることや、学校における教育活動の一側面に過ぎないことに留意することが必要である」とされています。
そこで、本校では、平均正答率を含む調査結果は公表いたしません。(「学校協議会」において、平均正答率を含む調査結果、内容分析、今後の方策等について説明しています。)
1.国語の結果の概要・今後の方策
「知識」関する問題・「活用」に関する問題、双方とも、全国平均と比較しておおむね良好でした。特にことわざの意味や接続詞の使い方の理解ができていました。また、目的や意図に応じた文章の書き加えや引用もできていました。しかし、漢字の書き取りや複数の文を読み比べ、違いの読み取り、自分の考えを具体的に書くこと等ができていませんでした。
本校では、基礎的・基本的な力を身に付けることを目標に、目的に応じて資料を読み、内容を正確に捉え、わかったことを的確に書く指導を行っています。今後も、学習のよさや楽しさを子どもたちが実感できるような授業を進めていきます。また、読書により親しむことができるよう、週2回の朝の読書タイム、読み聞かせ、図書館開放等を継続的に行っていきます。
2.算数の結果の概要・今後の方策
国語と同様に、「知識」に関する問題・「活用」に関する問題、双方とも、全国平均と比較しておおむね良好でした。「数と計算」領域や「図形」領域での理解がよくできていました。しかし、「量と測定」領域では単位量あたりの大きさを求めること、「数量関係」領域ではグラフを正確に読み取ること等ができていませんでした。
本校では、習熟度別少人数授業等を通して、問題解決学習を中心に体験的な活動を取り入れた指導を行っています。今後も、しっかりとした計算力をさらに身に付け、基本的な内容を反復練習する指導を行っていきます。同時に、情報を整理し、筋道を立てて考え、判断するための論理的な思考を高める指導を行っていきます。