こどもの日の行事献立
- 公開日
- 2014/05/07
- 更新日
- 2014/05/07
給食室
5月2日はこどもの日の行事献立でした。
みなさんのご家庭では、端午の節句に「ちまき」か「かしわ餅」の
どちらを食べられますか?
給食ではちまきが登場します。
ちまきは中国の屈原という人物にちなんだ食べものとされています。
その時のちまきは五色の糸で巻かれていましたが、その五色の糸が
現在は鯉のぼりの吹き流しの五色の色に反映されているそうです。
また、現在のちまきは笹やまこもの葉で巻きますが、昔は茅(ちがや)
の葉で巻いていたので、茅巻き=ちまきと呼ばれるようになった、と
いわれています。ちまきには、「こどもが元気で大きくなりますよう
に」との願いがこめられています。
このちまき、端午の節句で食べる風習があるのは主に関西のようで、
関東では主にかしわ餅を食べる風習があります。柏(かしわ)の葉は
新しい芽ができるまで古い葉が落ちないところから、子孫繁栄の縁起
のよい食べものとされています。
ちなみに大阪では、堺市にある方違(ほうちがい)神社で、毎年5
月31日に粽(ちまき)祭が行われています。
5月5日のこどもの日、ご家庭でもちまきやかしわ餅を召し上がら
れてはいかがでしょうか。
※神社の名称に間違いがありました。 かたちがい→ほうちがい
5月7日訂正しました。