１１日の全校朝会のお話。

　おはようございます。
　今日は3月11日です。今から8年前の2011年3月11日の午後2時46分、宮城県沖130キロを震源とする、東日本大震災が発生しました。規模はマグニチュード9.0で、その当時では日本周辺における観測史上最大の地震でした。

　校長先生は当時別の小学校の教頭先生をしていて、ちょうどトイレに行っていました。地震とは気づかず、歩いていてもふらふらする感じで、疲れすぎてめまいがしているのかなと思いました。普通の地震とは揺れが全く違ったのです。
　それが地震だとわかって、その後、テレビではすごく大きな津波が海岸に押し寄せているのを見て、とても恐ろしく感じました。

　結果、とても大きな被害が出ました。
　2018年9月10日時点で、震災による死者・行方不明者は1万8,432人、建築物の全壊・半壊は合わせて40万2,704戸が公式に確認されているそうです。なくなられた方の90％が地震の後に来た津波によるものだそうです。

　さて、その地震から今日で８年を迎えます。本日、東日本大震災８周年追悼式が行われます。そして、皆さんにお願いが来ています。
「この震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく、追悼式当日の午後２時４６分に黙とうを捧げ、御冥福をお祈りすることとしております。国民の皆様におかれましても、これに合わせて、それぞれの場所において黙とうを捧げられますよう、お願いいたします。」
　今日、午後２時４６分に放送を入れますので、一緒に黙祷を捧げたいと思います。よろしくお願いします。

　黙祷の仕方は、難しくありません。その場で立って、（どうしても無理な場合は立たなくてよいですが、できるだけ立ってください。）「黙とう」という言葉とともに一切しゃべらず、静かにします。静かにすることが大切です。目をつぶることが多いですが、つぶらなくてもいいです。そして、しずかに犠牲になられた方のご冥福をお祈りしてください。
　「おなおりください」という声で、終わります。放送で、指示を出しますので、それを聞いて、今のようにしてください。よろしくおねがいします。

　最後に、今日、講堂に入ってくるとき、旗がいつもと違って途中で止まっているのに気づきましたか？　半旗と言って、ご冥福をお祈りするときには旗を少し下げて掲揚します。知っておいてください。

　それでは今週も、元気いっぱいがんばってください。