学校日記

感染症から身を守るために(お願い)

公開日
2020/08/07
更新日
2020/08/07

お知らせ

令和2年8月7日(金)夏休みに向けて

 いよいよ明日から夏休みに入ります。大阪府内でも感染の広がりが見られます。保護者のみなさまにおかれましては、感染に対する不安を強くしておられることと思います。「もし感染したらどうしよう」「この先感染はどこまで広がるのだろう」など心配の種はたくさんあります。しかし、この感染症に対する不安や恐れが過剰になると、新たな感染が広がっていきます。
 その感染とは「偏見や差別」です。新型コロナウイルスに感染した患者さんやその家族に対する差別、医療関係者やその家族から新型コロナウイルスがうつるのではないかといった根拠のない偏見、発表された一部の情報をもとに「あの人が感染したのではないか」という噂を広げる誹謗中傷などが実際に全国で起こっています。 悲しいことですが、このように「偏見や差別」という感染に取りつかれると、それまで築き上げた人間関係にひびが入ったり、誰かをつらい状況に追い込んだりしてしまうことになります。
 不安に思うこと自体は当たり前のことで、決して悪いことではありません。「適切な不安」は感染から身を守ることにつながります。 不安の正体は何なのか、心に問いかけ、不安と上手に向き合っていくことが大切です。 差別することで不安が解消することはありません。新型コロナウイルス感染症の問題解決にもならないことはみなさんご存じの通りです。
 私たちに必要なのは、患者さんやその家族の大変さを推し量り相手を思いやること、つまり、相手の立場を想像する力です。学校でも、子どもたちは「自分も人も大切にすること」をしっかりと学び、心がけてきました。
 夏季休業期間中、保護者のみなさまには、情報を鵜呑みにせず、正しい知識をもとに思いやりと想像力をもって物事をとらえる大切さを、お子様にお伝えいただきますようお願いいたします。

 夏休み中も感染症予防対策へのお願いは継続します。
 詳しくは、下記をクリックいただき、ご確認ください。
 ☞夏季休業中のお願い

 また、夏季休業期間のいきいき活動にかかるお願いについても下記に掲載しますので、ご確認ください。
 ☞夏季休業期間のいきいき活動にかかるお願い

 2週間後、25日(火)には全員が元気な姿で再会できますよう切に願っています。休み中も子どもたちの安全・安心を見守っていただきますようお願いいたします。