図書館より H29.12.21
- 公開日
- 2017/12/21
- 更新日
- 2017/12/21
お知らせ
もうすぐクリスマスです。館内のクリスマス本の中から一冊を紹介します。
『子うさぎましろのお話』
佐々木たづ/著 (ポプラ社)
サンタ=クロースのおじいさんにいちばん先に贈り物をもらった白うさぎの子“ましろ”は、もう一回もらおうと体に炭をこすりつけて別のうさぎの子になりすまし、サンタ=クロースの元に向かいます。そんなことはお見通しのサンタ=クロースですが、袋に残っていた物と自分の食糧までましろに与えるのでした。嘘をついてしまった子うさぎのお話なのですが、とがめることなく与えるサンタ=クロースの気高さと、鉛筆画の柔らかい挿絵が相まって、とてもやさしい気持ちになります。