4年 イタセンパラの学習
- 公開日
- 2017/10/25
- 更新日
- 2017/10/25
中学年
4年生は、水生生物センターの方をゲストティーチャーに招き、環境学習としてイタセンパラについて学習しました。
イタセンパラは淀川に棲む天然記念物の魚です。水槽に入った実物をじっくり見ることができました。またモニターには産卵の様子が映し出されました。
メスは二枚貝の中に卵を産みます。そのため、体から長細い卵管が出ています。貝が水を吐くと同時に卵を産み付け、オスが精子をかけます。上手く産み付けられればいいのですが、失敗して卵が水中に放り出されることもあるそうです。その卵は残念ながら食べられてしまいます。
二枚貝がいないとイタセンパラはそこには棲めません。生き物同士、関わり合って生きています。イタセンパラが棲める環境をどう保てばいいか?社会や理科で学んだことがつながりますね。イタセンパラを見つめながら子どもたちはいろいろ考えているようでした。