学校日記

今週の校長講話 「限界を自分で決めるな」

公開日
2015/09/07
更新日
2015/09/07

お知らせ

先週の木曜日、この高殿小学校にオリンピック選手が来ました。
シンクロナイズドスイミングの元日本代表で、2つのオリンピックで連続して銀メダルをとった、巽樹理さんという方です。
そして、6年生のみんなに、夢の大切さを教えてくれる特別授業をしていただきました。
今日は、巽さんのお話の中で、校長先生がすごく印象に残った言葉があったので、それを紹介したいと思います。

それは、巽さんのコーチをしていた井村雅代さんから言われたという「自分で限界を決めるな」という言葉です。
井村さんは、「狙うなら金メダルを絶対とるつもりでやらなければいけない、もしそれがかなわなければ、銀メダルになるけれど、初めから銀メダルを目標にしていては、できなければ銅メダルになってしまう」だから、やる限りには一番を目指しなさいと言ったそうです。

人間は誰しも、頑張っているつもりでも、「これくらいでいいかな」とか、「これくらいなら」という思いを持つことがあると思います。
中には、やる前から「そんなん無理!」という人もいます。
でも、それは、自分で自分の限界を決めてしまっていることなんですね。
巽さんはそんな話をしてくださいました。

今、みなさんは運動会の練習をしていますね。
ダンスなどに一生懸命に取り組んでいると思います。
でも、できたから終わり、覚えたから終わりではなく、もっと上手に踊ろうとか、もっと美しく見せようとか、最後まで挑戦し続けて欲しいです。
きっと、その先にやりきったという思いが出てくると思います。