折り鶴に願いを込めて

　集会の後は、たてわり班に分かれて活動しました。
　「まっくろな　おべんとう」の話を聞いて、戦争のおそろしさや平和の大切さを考えました。各教室では、先生が補足をしたり、子どもたちの感想をまとめたりする場面もありました。
　そして、折り紙の裏に、平和への願いを書き込み、一人一羽、折り鶴を折りました。ですが、なかなか難しく、平和実行委員会の児童が用意した「折り方」を見ても折れない子が多かったようです。すると、「一緒に折ろうか？」「教えてあげる！」「ありがとう」という声が聞こえます。これが高殿小学校の平和学習の積み重ねです。「身近にある平和」の姿や場面です。
　児童の感想にもありますが、とても深い学びの日となりました。短い時間でしたが、とても大事な時間となりました

　全校児童が折った鶴は、この後、６年生が整え、「千羽鶴」にします。秋、広島修学旅行で全員の思いを届けてくることになっています。