今週の校長講話 「明日から師走」
- 公開日
- 2015/11/30
- 更新日
- 2015/11/30
お知らせ
ずいぶん寒くなりましたね。
先週の終わりには、秋から冬へ急に季節が変わったかのような天気になりました。
それもそのはずで、明日から12月になりますね。12月は、別名「師走」と言います。
師走という字は、「師」つまり先生が走ると書くのですが、一年で最後の月の名前がこのようになったのは、どうしてでしょうね。
その字のとおり、いつも落ち着いている先生でも走り出すくらい年末は忙しいということからそう呼ばれるようになったというふうに感じてしまいますが、名前の理由はいろいろあるようです。
昔から言われているのが、師とはお坊さんのことで、あちらこちらにお経を唱えに馳せ参じるので「師馳す」から転じたという説です。
ほかにも、仕事が終わるという意味から名前がついたという説があったりしますが、やはり、一年の終わりというこの月ならではの由来が多いようです。
さて、その今年最後の一ヶ月ですが、考えてみると、本当に走り出したくなるくらいたくさんのことが待っています。
学校では、今週から作品展がありますね。
もうすでに作品が完成して、あとは展示を待つばかりという人もいると思います。
自分の作品だけでなく、人の作品の良さもしっかりと感じてくださいね。
そして、学期末に向けて、学習のまとめもしていかなければなりませんし、今年2回目のはばたきももらいますね。
お家では、大掃除をしたり、お正月の準備をしたりもするでしょうね。
大掃除は、一年の終わりに丁寧に掃除をして、新しい年を気持ちよく迎えるという日本独特の風習でもあるのですよ。
また、みなさんにとっては、クリスマスや、冬休みといった楽しいことも待っていると思います。
こうして考えてみると、最初に言った、先生でも走り出すほど忙しいというのも間違いでないような気もしますが、落ち着いて一つ一つを丁寧にしながら、一日一日を大切に過ごして、今年の締めくくりをしてほしいと思います。
※今日は、校外で活躍した児童の表彰と全校竹馬大会で優勝した児童の表彰を行いました。