こども文楽鑑賞会
- 公開日
- 2016/02/24
- 更新日
- 2016/02/24
お知らせ
今日は文楽協会の皆様にお越しいただき文楽鑑賞会をしました。
文楽は、江戸時代の大阪に生まれた、日本の伝統芸能です。
文楽について学ぶワークショップと、実際の文楽を鑑賞しました。
前半のワークショップでは、文楽を構成する「太夫」「三味線」「人形」について教えていただきました。
「太夫」の方が実際に発声されると、マイクを通していないのに、大きな声が響き渡り、みんなびっくりしました。
「三味線」や「人形」なども代表の人がチャレンジさせていただきましたが、みんな初挑戦ながら、上手に扱っていました。
後半は、本物の文楽を鑑賞しました。
演目は「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがこ)〜火の見櫓の段〜」です。
有名な八百屋お七のお話ですね。
吉三郎を救うために半鐘を鳴らす場面です。
幕が開くと、天井からヒラヒラと雪が舞い降りてきて、雰囲気は満点。
そこに、太夫の迫力のある声と三味線の音が響き合って、どんどん世界に引き込まれていきます。
語る言葉は難しくてわからなくても、人形の微妙なしぐさでお七の心の様子がよくわかります。
15分の鑑賞時間が、あっと言う間に終わってしまいました。
やはり、本物はすごいです。