今週の校長講話 「防災週間」
- 公開日
- 2016/09/05
- 更新日
- 2016/09/05
お知らせ
今日、大阪市と大阪府が合同で、大きな訓練をします。
「大阪880万人訓練」といって、大阪に大きな地震が起こったという想定で、いろいろな所で災害に対する訓練をします。
学校でも、11時を中心に防災無線の放送が流れますので、それに合わせて、身を守る訓練をします。
昨日は、地域の方が、旭区全体で防災訓練をしました。
17日の土曜授業では、学校全体で防災についての学習に取り組みます。
避難訓練をしたり、防災について学んだりする中で、自分の命をどのように守るかについて考えてほしいと思います。
同じ日の午後からは、今年Jr.防災リーダーになった高学年の人たちが、地域の方々から任命される式を行います。
どうして、こんなに防災の取り組みがこの9月に集中しているのでしょうか。
大正12年の9月1日午前11時58分に「関東大震災」といって、関東地方でものすごく大きな地震がありました。
ちょうどお昼時だったので、あちらこちらで火災が発生し、10万人もの方が亡くなりました。
この日にちなんで、「国民が自然災害についての認識を深め、これに対応する心構えを準備する日」として決められたのが、9月1日の「防災の日」なのです。
そして、この日を含む1週間を「防災週間」としています。
自然災害はいつ起こるかわかりません。
先週東北や北海道を襲った台風10号のように、たとえ来るとわかっていても被害を食い止める事ができない場合もあります。
ですから、最近は少しでも被害を減らすようにという「減災」という考え方もされるようになってきました。
大事なのは、防災や、減災を意識し続けることです。
こうした防災の日や、防災週間などをきっかけに、自分が災害に会った時にどのようにすれば良いのか、考えたり、話し合ったりしてみてくださいね。
※今日は、区内の作文コンクールで優秀な成績をおさめた児童の表彰を行いました。
また、保健室で教育実習を行う実習生が、児童へのあいさつを行いました。