授業研究会 「3年生 算数科」
- 公開日
- 2017/07/04
- 更新日
- 2017/07/04
お知らせ
算数科の研究授業を3年生でしました。
「あまりのあるわり算」を学習しました。
しかし、今日は、計算の仕方を学習するのではなく、余った「あまり」をどうするのかを考えるという学習です。
これまで、あまりが出た時に、それを1「答えに含める」2「答えに含めない」の2パターン学習してきました。
例えば1の場合は、「39個のケーキを4つずつ箱に入れると、箱は何箱いりますか」という問題です。
この時、あまりの3個のケーキは箱に入れなければならないので、答えは、わり算の答えに1増えた10箱となります。
2の場合は、「39本のバラを4本ずつ花束にすると、花束はいくつできますか」という問題です。
この時、あまりの3本では花束はできないので、あまりを捨てて、答えは9束となります。
どちらも計算の答えは39÷4=9あまり3ですが、最終的な答えは違います。
そして、今日の問題は、「39人を4チームに分けたら、1チームの人数はどうなるか」という問題です。
今までとはちがって、あまりをもう一度分けなければならず、しかも答えが1チームだけ違うという、不思議な問題です。
しかし、こうした場面って、生活の中によくありますよね。
3年生の子どもたちは、今まで学んできたことを活かしながら、一生懸命考えました。
そして、友だちとも意見を交流しながら、無事にチーム分けをする事ができました。