学校日記

今週の校長講話 「夏を涼しく」

公開日
2017/07/10
更新日
2017/07/10

お知らせ

毎日暑い日が続きますが、学校では、教室にエアコンがありますね。
お家でもエアコンをつけて寝苦しい夜を眠りやすくしている人もいると思います。

今ではそうして暑い夏を乗り切っていますが、昔の人はどうやって暑い夏をしのいでいたのでしょうか。
例えば、1年生が育てているアサガオは、青い花の色が涼しげですよね。
また、金魚鉢に入れた金魚も、見ているだけで涼しげな感じがします。
そうやって、昔の人は、目で涼しさを感じていたのですね。

では、目で見る他に、涼しさを感じる方法はどんなものがあったと思いますか。
耳で音を聞くという方法ですね。
では、実際に聞いてみましょう。

何の音だかわかりますか。
そう、風鈴ですね。
風鈴は、昔から夏の風物詩として家の軒先につるされていました。
もともと、鈴とか鐘とか音のなるものには災いを追い払う力があるとされています。
昔の人は、この涼しげな音を出すことで、夏の間に流行る病を防ごうとしていたのですね。
でも、それが、いつしか夏を涼しく感じるための道具となったのです。

今学期もあと10日です。いよいよ夏休みも近づいてきました。
元気に過ごして、よい1学期の締めくくりをしてくださいね。