学校日記

今週の校長講話 「時は金なり」

公開日
2017/10/16
更新日
2017/10/16

お知らせ

運動会が終わって2週間が経ちました。
じっくりと学習に取り組む時期になってきていますね。

さて、1時間の授業時間は、小学校では、45分ですね。
低学年は5時間授業が多いですが、高学年になるとほぼ毎日6時間勉強する事になります。
そして、1年間の授業時間数を調べてみると、6年生では、約1100時間、1年生でも約970時間、学校で勉強している計算になります。
でも、みなさんは、それだけのたくさんの授業時間をしっかりと使っているでしょうか。

みなさんは、「時は金なり」という言葉を聞いたことがありますか。
英語で言うと「タイム イズ マネー」ですね。
これは、アメリカの初代大統領のベンジャミン・フランクリンという人が言った言葉です。
この言葉の意味は、「時間はお金と同じくらい貴重だ」とよく言われますが、本当の意味はちょっと違います。
「働かずに無駄に時間を過ごしていれば、その分だけお金を失っているのと同じだ」という意味だそうです。
つまり、真面目に働く事がいかに大切かを言っているのです。

みなさんは働く代わりに勉強をしていますね。
では、45分という授業時間を無駄にせずに過ごしているでしょうか。
せっかくの授業中に、手遊びをしたり、他の事を考えたり、ノートに落書きしたりしていませんか。
しっかりと、先生や友達の話を聞いて考えていますか。
授業中勉強に集中しないで無駄に時間を過ごしている人は、お金ではなくその人の未来を失っているかもしれません。

中には、45分間なんて長すぎる、ずっと集中するのは難しいという人がいるかも知れませんが、そんな事を言う人に限って、不思議とテレビゲームは何時間も続けられるんですよね。

でも、どうしても難しい人は、10分でもいいから集中する事から始めてみましょう。
そして、それを少しずつ伸ばして、1時間である45分を集中して学習できるように頑張りましよう。
そして、それを何時間続けることができるのか、頑張ってみましょう。


※今朝の児童朝会では、校外の剣道大会やソフトボール大会で優秀な成績をおさめた児童の表彰を行いました。