学校日記

めったに見られないワンシーン

公開日
2014/05/09
更新日
2014/05/09

えの森の窓

<写真 左>
 昼休みのえの森にて。
 榎の木の根元をじっと見つめていた1年生の男子が、「白い殻のついたダンゴムシをみつけたよ!」と、見せに来てくれました。
 なんとなんと、ダンゴムシの脱皮の瞬間でした!男の子の掌の上で、柔らかそうな、ツヤツヤしたダンゴムシがはい出しました。その場に居合わせた子どもたちとともに、感動を共有できました。

<写真 右>
 職員室前のバラタナゴです。
 えの森の池にいるのは、「ニッポンバラタナゴ」ですが、こちらは「タイリクバラタナゴ」です。混じってしまわないよう、水槽で飼っています。
 バラタナゴは、生きた淡水の二枚貝のエラのなかにタマゴを産みつけるという、非常に珍しい習性をもっています。写真の手前に写っているのが、二枚貝です。バラタナゴのおなかのあたりを、よくご覧ください。「産卵管」が伸びています。このようなシーンもめったに見られるものではありません。産卵管はもうしばらく観察できるかと思いますので、ぜひ、見ていただきたいと思います。

 (発信:副校長 岡田香子)