体重測定(4,6年生)
- 公開日
- 2023/06/20
- 更新日
- 2023/06/20
学校日記
先週、6月の体重測定を実施しました。4、6年生には、「おしゃれによる障害」をテーマに保健指導をしました。
おしゃれにはかわいい・かっこいい良いところだけではなく、「アレルギー」「けが」などのリスクがある、と、実際の写真を交えてお話しました。(前提として、「おしゃれをすること」そのものが悪いわけではない、と確認してから、話を始めています。)
具体的な「おしゃれ障害」の例としては、
ヘアカラーでは、カラー剤のアレルギーで顔が腫れ上がる・皮膚炎が起きて頭皮がじゅくじゅくしてしまう
メイクでは、成分によるアレルギーで肌が炎症を起こす
ピアスでは、金属アレルギーで炎症が起きる・傷を治そうとする体の力が働いて「ケロイド」ができ、赤くかたく腫れてしまう・服などにひっかかって耳たぶが切れてしまう
などがあげられます。
子どもの肌は、大人よりも層が薄く、外からの刺激(化粧品、ヘアカラー剤、パーマ液、…)に弱いため、アレルギーや皮膚炎のリスクが高いです。また、子どものころから繰り返し触れ続けることで、大人になってからアレルギーを発症する場合もあります。
大人になって、いろいろなおしゃれを楽しみたいときに、アレルギーが出て2度とできなくなる場合もあることを説明し、今、子どもの間(特に成長途中の小・中学生の間)は、いまの肌、体を大切に育てていこう、と話を締めくくりました。
お子さまのヘアカラー、パーマ、ピアス、メイクなど、おしゃれについて、ぜひご家庭でもお話されてみてください。