5年生で国語の研究授業をしました
- 公開日
- 2013/12/05
- 更新日
- 2013/12/05
お知らせ
12月4日(水)5年生で国語「大造じいさんとがん」の研究授業をしました。
この椋鳩十の作品は、保護者の皆さんもきっと小学生の時に教科書で学習されたであろう、何十年も読み継がれてきた名作です。狩人の大造じいさんと、鳥であるがんの頭領残雪とのお互いのプライドを賭けた「戦い」を5年生の子どもたちは読み進めてきました。
指導にあたって、5年生の先生たちはどうすれば子どもたちの「読み」を深めることができるか、自分の考えと友だちの考えを交流することができるか研究を重ねてきました。長野県にある椋鳩十記念館に足を運んだり、昨年度実践をした現6年生の先生から話を聞いたりして、この教材を「パネル討論」の形式で指導することにしました。
5年生の子どもたちは、一人一人が自分の考えを「私は〜と思います。そのわけは何ページ何行目に書いてあるからです。」と根拠を明らかにして述べ、友だちの考えもしっかり聞くことができました。
授業後は討議会を行い、他の教員からは「子どもたちが集中して学習に取り組み、パネル討論でよく話し合いができていた。」という意見が多く、指導助言の大阪市教育センター教育指導員の森岡啓二先生からは「パネル討論形式の授業もよかったが、教員がワークショップ形式で研修を深めているのが素晴らしいです。」とお褒めの言葉をいただきました。また、平安女学院大学非常勤講師の曽我正雄先生からは「先生の指導で子どもたちがよく育っています。これからも音読や書くことの指導を続けていってください。」と助言がありました。1月はともだち学級と5年生で研究授業を予定しています。