今日の児童朝会は、各教室と多目的室をオンラインで結んで行いました。
今日は、本校独自の「いじめについて考える日」。
本校では「いじめについて考える日」を学期に１回ずつ設定しています。
講話の内容は次の通り。
「おはようございます。
　ある日の体育のリレーの授業で、Ａさんのチームは１位になれませんでした。
　Ａさんのチームには走ることが苦手なＢさんがいました。
　Ａさんは、１位になれなかったことが悔しかったのか「Ｂのせいで負けた」とみんなに聞えるような声で言いました。
　しかし、近くにいたＣさんがＡさんに向かって「みんなでがんばって、Ｂさんの分もがんばって走ればいいでしょ。」
　Ｃさんの前向きな言葉に、Ａさんは何も言えなかったそうです。
　人には、得意なこと、苦手なことは必ずはあります。
　Ａさんのようなことを言っている人を見かけたら、みなさんならどうしますか。
　もしＣさんが、「そうだ、そうだ」とＡさんの言葉にのっていたら、さらにクラス全体に広がっていたかも知れません。
　人の心に傷をつける言葉に気付いたら「それは言い過ぎや」とか「それは言ったらあかんやろ」「それは したら あかんのとちがう？」と言えるようになってほしいです。
　この「いじめブレーキ」を正しく使って、みんなが安心にすごせるクラスをつくってほいいと思います。
　先生は、焼野小学校のみなさんが一人残らず、相手の気持ちを考えられる、思いやりの心がもてる、やさしい子になってほしいと思っています。
　学級でも一度、道徳や学級活動の時間をつかって、友達や学級のことについて、考えてみてください。」