児童朝会 〜6月10日〜
- 公開日
- 2024/06/10
- 更新日
- 2024/06/10
その他
「(校長講話続き)・・・さて、今から10年ぐらい前のある朝、別の学校でこんな事故がありました。
道に飛び出した低学年の子どもが自動車と接触したという連絡が学校に入ったんです。
先生は、すぐに事故現場に向かいました。
幸いにも大きなけがではなさそうでした。
話を聞くと、自動車が道路を走っているときに、せまい路地から子どもが道路を横切ろうと、走って飛び出して来たそうです。
そのときに、自動車の運転をしていた人は、こんなことを言いました。
『一瞬、黄色の動くものが目に入ったのでブレーキを踏みました。』
つまり、黄帽が運転席から見えたことで、すぐにブレーキをかけることができ、大けがをせずにすんだ、ということですね。
小学生用に黄色の帽子を初めて考えて、広めたのは、今から60年ほど前の、大阪府のおとなりの和歌山県の警察官だったそうです。
そのとき、車の台数がどんどん増えて、交通事故で亡くなる人が1年間で1万2千人にもなり、たくさんの子どもたちも犠牲になりました。
そのおまわりさんは、なんとかして事故を減らしたいと考えていました。
いろいろ試してみて、天気や時間に関係なく、車に乗っている人からいちばんよく目立つのは黄色い帽子であることを突き止めて「子どもたちに『黄色い帽子をかぶりましょう』と呼びかけたことがきっかけで、日本全国に広まったそうです。
黄色い帽子が全国に広まったおかげで、それまで増え続けていた交通事故で命を落とす子どもの数がどんどん減っていったそうです。
毎朝、みなさんを正門で出迎えていますが、時々この命を守ってくれるかも知れない大事な黄色の帽子をかぶっていない人や、手に持って来て、学校が近づいてからかぶっている人を見かけます。
下校の時もきちんとかぶっているでしょうか。
黄帽は、自動車を運転している人に子どもがいることを知らせるほかにも、地域の人たちに見守っていただく目印にもなるし、これから暑くなると、熱中症からみなさんの体を守ることにもなります。
黒色や赤色の帽子よりも、白色や黄色の帽子の方が太陽の熱や光をはね返しやすいそうです。
つまり、黄色い帽子は、みなさんの命を守るための大切なものです。
これからも黄色い帽子を大切にして、しっかりかぶって登下校してほしいです。
また、天気のよい日は、運動場で遊ぶ時も帽子をかぶってくださいね。」
朝会の最後に、担当から今月の目標について子どもたちから話をしました。