6月23日 児童朝会 校長先生のお話
- 公開日
- 2025/06/23
- 更新日
- 2025/06/23
お知らせ
今日はいつもと場所が違っているようですね。どうしてかわかりますか?
そうですね。暑くて日に当たらないからここに移動してるんですね。
今日は1つ、詩を紹介しますね。
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」という詩です。
読んでみますね。
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
欲はなく
決していからず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きしわかり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さなかやぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い
日照りのときは涙を流し※
寒さの夏はオロオロ歩き
みんなにでくのぼうと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういう者に
私はなりたい
一度パソコンに送りますから、また読んでみてくださいね。興味を持った人は、すらすら言えるようにチャレンジしてください。