学校日記

平成よさようなら!

公開日
2019/04/30
更新日
2019/04/30

学校日記

平成31年4月30日(火)ホリデーコラム10
いよいよ平成も今日一日で終わろうとしています。さて、今日は堀江貴文さんの著書、「お金や人脈、学歴はいらない!情報だけ武器にしろ」からの一節。

今の学校教育というのは、子どもが何をしたいかよりも形を整えることを優先していて、親もそれが正しいと思い込んでいるからやっかいだ。そんな現代の学校教育に一石を投じたい。
たとえば、今、仕事がAIやロボットにどんどん奪われるのではないかという議論が活発だけれども、僕はそうではなくて、「今、仕事として認識されてないものが仕事になるだけだ」と思っている。
たとえば、江戸時代の日本では人口の85%が百姓だったから、当時のほとんどの人の仕事は農業だった。
ところが、農業は生産性が高まり、海外からの輸入などで衰退していって、高度経済成長以降はトヨタをはじめとする製造業が日本人の仕事になった。その製造業も今後はAIやロボットの発達で労働者を抱えられなくなる。やがてベーシックインカムのような制度が普及し、働かないでも生きられるようになるだろう。
そうすると伸びてくるのは、遊び産業である。労働時間が減ったり、労働する必要のない人が増えたりすれば、その人たち向けに「遊び」を提供しなければならなくなる。すでに今、プロのゲーマーが活躍するeスポーツや夜遊び経済を新聞が取り上げるようになってきた。
だから、親がゲームをするなといって子どもを叱るのは僕から見ればバカなことだと思う。子どもがゲーム好きならどんどんやらせて将来のために才能を磨くべきだと思う。もちろん、ゲームである必要はなく、何でもいい。
「好きなことをやるのはいいけれど、将来はいったいどうなるんだ?」こんな反論をする人には、プロサッカー選手、本田圭佑のツイートを読ませたい。
「好きな事だけでは食っていけない。これ違う。大して好きじゃないから食ってけるレベルに到達できないのであって、時間を忘れるくらい好きな事ならどんな事であっても必ず食っていける。」
僕は本田選手と対談したことがあるが、彼ほどいい意味で「日本のプロスポーツの常識にとらわれていない人」はいない、と尊敬している。
本来は若いうちほど、将来のために猛烈に好きなことに没頭したり、思いっきり遊んだり、とにかく「実践」するべきなのだ。

かなり過激な言葉もありましたが、最新情報に常にアンテナをはり、発信する著者からは、学ぶべきことが多くあると思います。自分の好きなこと、夢中になれることを見つけることは大切なことですよね。何よりも大人が仕事や生き方を心から楽しんでいる姿を子どもたちに見せ続けたいですね!これから始まる令和の時代にワクワクしながら、アンテナをしっかりと張り巡らせて、自分で考え、自分から動くを実践しましょう!