学校日記

今年度の研究について

公開日
2016/06/29
更新日
2016/06/29

研究

本校では一昨年度より、ピア・サポートの理念を生かした集団づくりをテーマに研究に取り組んでいます。二年目となった昨年度は、ピア・サポートの理念をもっと学習の場でも活用できるようにと、「協同学習」をテーマに研究に取り組みました。
 今年度も引き続き、「協同学習」をテーマとし、その効果について検証していくこととします。
 住吉小学校が考える「協同学習」とは、
1 子どもたちが学習に対して、はっきりとした課題意識をもっているこ
と。
2 子どもたち同士が、協力しながら活動したり考えたりする中で、互い
に励まし合ったり、高め合ったりする交流の場があること。
3 子どもたち一人一人が学習を振り返って、自分自身の成長や、満足
感・充実感・達成感などを感じることができること。
 の3つを条件としています。
 これら3つの条件を満たしながら、様々な教科の学習において「協同学習」を取り入れることで、子どもたちが、より主体的・協同的に学習を進めていくことを目指します。
 今日は、第1回目の研究授業として、6年1組で体育科「なわとび運動」の学習が行われました。6年生の子どもたち一人一人が、自分のできる技を組み合わせて、自ら課題を設定し、互いに教え合ったり励まし合ったりしながら、課題解決に臨みました。なわとびの技が上達するだけでなく、友だちといっしょに取り組むことで、達成したときの楽しさや喜びを感じたり、友だちや自分のよさを素直に認めたりする態度を身に付けることができればと考えています。