毛虫(チャドクガの幼虫)に注意しましょう!!
- 公開日
- 2016/06/01
- 更新日
- 2016/06/01
日記
本日、本校運動場の植木に毛虫(チャドクガの幼虫)が大量発生していることがわかりました。発見後すぐに保健福祉センターに連絡を入れ、管理作業員によって駆除剤を散布し、児童にはその植木に近づかないよう各担任から指導をいたしました。
【チャドクガとは・・・】
毒ガの一種で、幼虫や成虫に毒毛があり、これが皮膚につくとかゆみを伴う皮膚炎を起こします。チャドクガの幼虫(毛虫)は、年2回、4〜6月と8〜9月頃に発生し、7〜8月と9〜11月に成虫(ガ)になります。成虫はツバキ、サザンカなどの葉に卵を産みつけ、孵化後の幼虫は葉を食べて成長します。チャドクガの幼虫は、毒針毛と呼ばれる細かい毛でおおわれています。これが皮膚につくとかゆみの強い皮膚炎を起こすので注意が必要です。この毒針毛は、風に乗って飛散します。また、成虫の体の一部にも付いています。
【被害にあったら(毒針毛に触れたと感じたら)・・・】
○こすらない、掻かない。(掻くと、被害が広がります。 )
○セロハンテープやガムテープで毛虫が触れた周辺をそっと斜めに押さえて毛を取り除き、よく泡立てた石鹸をつけて強い流水やシャワーで洗い流してください。
○炎症がひどいとき、範囲が広い場合は早めに医療機関(皮膚科)を受診してください。
○目の場合は、水で充分洗い流した後、医療機関(眼科)を受診してください。
○衣服に毛が付いた場合は、衣類についた毒針毛をガムテープなどで取り除き、他の洗濯物と区別して洗濯し、すすぎを長めにしてください。熱いお湯による洗濯も効果があります。
今後も学校でも十分気をつけるようにいたしますが、ご家庭・公園等でも注意してください。もし、お子様に症状が表れた時には学校にご連絡ください。保護者の皆様にはご心配をおかけして申し訳ございませんがご理解、ご協力をお願いいたします。