学校日記

何の石だろう?

公開日
2017/05/19
更新日
2017/05/19

校長

 校長室入口の靴箱の上に、なにやら黒っぽい石が置かれています。何の石だろうと不思議そうに見ている子どもたちもいます。実はこの石、「南極の石」なんです。
 1984年7月から1986年3月まで、第26次南極地域観測隊員として参加された神沢 博(かんざわ ひろし)さんが、南極で採集された石だそうです。
 子どもたちにも触れてもらおうと、説明と注意をはり出してみると、いろいろな学年の子どもたちが「へぇー、南極の石やって」「さわってもいいって書いてあるよ」と言いながら手触りを確かめるようになりました。南極という名前は知っているけれど、実際にどんなところか知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
 いろいろな事柄に興味・関心をもち、調べてみよう、確かめてみようという意欲をもつことが、自主学習につながったり、学習意欲を高めたりしていきます。そして、そのことが学力向上にもつながっていくと思います。「南極の石」が、子どもたちの学習意欲を高めるきっかけになってくれればうれしいです。