土曜SP参観〜いのちを守る学習スペシャル〜
- 公開日
- 2016/05/14
- 更新日
- 2016/05/14
土曜スペシャル授業
今日は、土曜スペシャル参観日です!
朝からたくさんのサポーター・地域のみなさん、そして、ゲストのみなさんが大空小学校の講堂に集まりました♪
1〜6年生すべての大空の子どもたちと大人がともに学ぶ「いのちを守る学習スペシャル」の始まりです!
突然、講堂のプロジェクターに映像が映ります。
子どもたちは、きょとんとした表情で、今から何がはじまるのか、わくわくしながらスクリーンを見つめます。
すると、大空劇団登場!!
澤本アナウンサーと島アナウンサーが大空小学校で「いのちを守る学習SP」をするということで取材にかけつけました。
大空の子どもたちや大人にインタビューをします。
「あなたにとって、『いのち』とはなんですか?」
「宝物です。」
「たった一つしかないもの。」
「大切にしなければならないもの。」
子どもも大人も考え、自分の言葉で伝えます。
そして、今日スペシャル授業をしてくださる大阪市立大学のお二人のスペシャリストが登場!
今日の授業のテーマは「いのちについて」です。
一人目は、自然災害科学・都市防災工学のスペシャリスト、重松孝昌教授。
地震のメカニズムや、災害が起きた時の行動について学びました。
熊本地震では、震度7の地震が2回あり、実はそれは観測史上初ということを初めて知り、地震の怖さを改めて感じました。
そして、二人目はフランス語学・文学、コミュニケーション研究のスペシャリスト、福島祥行教授。
「人にやさしくできますか?」をテーマに子どもと大人がともに全校道徳の小グループで考えを伝え合う授業でした。
「地震でこまっている人がいた場合、どんな人を助けますか?」
家族?
友達?
知らない人?
「もし、講堂で避難生活をすることになった時、となりに知らない人がいた場合どうしますか?」
きにしない?
ちょっと こわい?
すぐおともだちになる?
知らない人より、家族や友達のように知っている人の方が助けやすいこと
みんなが知っている人になれば、みんなが助け合えること
知り合いになるためには、笑顔やあいさつが大切なこと
を学び合いました。
その後、「命を守る学習スペシャルで学んだこと、聞きたいこと」をテーマに、全校道徳の1〜6年生の小グループで自分の考えを伝え合い、聞き合います。
今日は、小グループの中に大人も加わり、大人も子どもと同じように自分の考えを伝え合い、聞き合います。
そして、全体の場で大空のリーダーが伝えます。
・人を大切にする力が高まった。
・自分の命だけでなく、人の命も大切にする。
・たったひとつしかない命を大切にする
・笑顔で友達をつくる。
・地震の怖さがわかった
・地震には二種類ある。
・ひとりでは生きていけない。
・毎日、あいさつをする。
子どもも大人も「いのちについて」まさに地域全体で学び合うことができたスペシャル授業となりました。
子どもたちが教室へ行ったあと、大空小学校の講堂には、
サポーター、地域のみなさん、ゲストのみなさん、大阪市立大学の教授に学生、そして教職員でできた大きな大人のチームの輪が今年もできていました。
この輪の中心には必ず子どもたちがいます。
子どもたちを中心に様々な立場の大人が集まり、子どもたちをともに見守り、育みます。
そして子どもとともに学び合うことができるのが「いのちを守る学習」です。
私たち教職員もどんどん子どもたちとともに学び合っていきます!
これからも学校だけでなく地域や家庭でも「いのちを守る学習」をしていきましょう。
[コミュニティ部]