答えは1つとは限らない
- 公開日
- 2021/11/08
- 更新日
- 2021/11/08
お知らせ
今日の全校朝会では、「答えが一つとは限らない」という話をしました。
「まず始めに、今からある場面を紹介します。ライオンが子どものシマウマを追いかけている場面です。みなさんはどんなことを考えますか。シマウマの目線で考えるか、ライオンの目線で考えるか、自然の厳しさという視点で考えるかなど、とらえ方が人それぞれであるはずです。」
・・・ふむふむ。なかには、うなづきながら聴いてくれている子もいます。
「次に、別の例を言いますね。1 年生の皆さんも考えてください。『さかなが7匹います。3匹もらいました。今、何匹いますか。』」
ここで、さっと手を挙げてくれる子たちがいました。そのなかで、今日は1年生の子どもに答えてもらいました。ちゃんと自分の答えに自信をもって堂々と答えてくれました。この勇気!…たいへんすばらしかったです。
「さて、10匹と考えた人、4匹と考えた人、3匹と考えた人。この問題の答えは、様々にあったのではないでしょうか。なぜ人によって答えが違うのかというと、この問題をどのような受け取り方をするかで、答えは様々に考えられるからです。自分がこう思うから、他の考えは違うというのではなく、自分とは違う友だちの考えや思いにも関心をもてる子になってほしい。と同時に、どうしてそう思うのかということに興味をもってほしいと思うのです。
友だちの様々なものの見方や考え方にふれるから勉強は楽しいんですね。友だちの考えを聞いて、やはり自分はこう思うという場合や、友だちの考え方のほうがいいかもと思う場合も あるかもしれません。『ものの見方や考え方は一つではない。』のです。
今週も勉強することを、たのしんでくださいね。」
・・・そんな話を今日はしました。