胸のドキドキ
- 公開日
- 2021/11/17
- 更新日
- 2021/11/17
お知らせ
4年生です。
教室に入ると、子どもたちの机の上に作文用紙がありました。
「もうすぐ、発表するねん」と教えてくれました。
読み方はどうするかな、
抑揚はどうするかな・・・。
少しだけ先生に時間をもらって最終確認をしています。
作文用紙を手に、小さな声で最後の練習。
なんと今回は、当たる順番はシークレットだそうで
子どもたちの胸のドキドキも高まってきているようでした。
しばらくして再び様子を見に行くと、始まっていました。
感心したのは、発表する子どもたちはもちろんですが、周りで聴く子どもたちの様子です。これが素晴らしかった。身体を向けて、ときにうなづきながら静かに聴いています。
ちょっと小さな声になっても、よ〜く聴き取ろうとさらに静かに静かに、席が遠くの子どもたちも心を寄せて…。
今日は時間の都合で3人の発表タイムとなりました。
あとでたずねてみると
「ぼく、こんな発表でいちばんに当たったのって初めてやってん!緊張したけどがんばった〜」「うん、がんばってた!」と周りの友だち。
また、本番のさなか、ドキドキする気持ちに寄り添うように、「終わった?」「緊張した?」と声をかけている友だちもいました。
緊張するのもドキドキするのも、ひとつの経験。そこに周りの「励まし」や「ねぎらい」があるのが、育和小の子どもたちのすてきなところです。